13日に上げていた、臥龍山荘の臥龍院と知止庵。
更にその奥を行くと、肱川への崖となる臥龍淵の上に懸造りで建てられた、
不老庵という数寄屋造りの建物がありました。
途中の庭園も落ち着く好い景色です。 その右手側には、潜龍洞という氷室がありました。
うーんさすが豪商。 贅沢である。
そして不老庵の手前に。
緑のかかる落ち着いた庭園の先にあるので、懸造りというのを忘れてしまう安定感でした。
直前になると隅を支えた柱が見えて、崖にかかってると思い出します(笑)
緑に包まれた雰囲気から一転、外の光が入って温かく感じました。
今回は人の込み具合と時間の都合で、不老庵から見えた肱川の景色を。
(本当は広角のスマホで不老庵内を撮るの忘れてました…💧)
こちらが不老庵から見えた肱川の景色。
水の流れも優しくて、ここにいると時間を忘れてしまいそうです。
こういう晴れた日には川遊びが楽しそうですね。
満足して不老庵を出ると、最初に気付かなかった狸の像が。 あんたそこ居た!?
観光客の方がありがたがってお賽銭置いてました(笑) この存在感を無視したのか私……
更に右の裏側からは、不老庵を造る材料でとても面白いものが見えました。
写真の中央、分かりますでしょうか。 生きた槇の木が柱として使われています!
捨て柱と呼ぶようで。
なんでもこれ以上縦には成長しないのだとか。不思議です。
……タイトルにも使った部分ですが、正直帰ってから知ったので撮り方を後悔してます💧
何気なく撮ってた写真の更に隅の方でした(-_-;)
~ここから長い番外編です~
臥龍山荘本体の方は不老庵で終わりだったのですが、外に出てみると東側に
蓬莱山(蓬莱島)という小島があり、渡れるようになっていました。
せっかくなのでこちらにも。そんなに大したものは見えなかったのでおまけとして~
←左側が蓬莱島 そして右側が臥龍山荘→
蓬莱島へ渡る通路から見ると、臥龍山荘との間には小さく肱川が流れていました。
本当に小さな島のようです。 それとなにやら奥の方には下側に崩れた木が見えますね。
小さいですが、島の上は窮屈ではありませんでした。客の少ない分、こちらは休憩に良いかも。
また、右手側には橋跡が見えていました。どうやら臥龍山荘とは橋で繋がっていたようです。
橋はいつ頃無くなったのでしょう?もしかするとこの真下にある先ほどの流木が……
ってそこまで最近の惨事だったら立ち入り禁じてそうですよね(笑)
その跡のような窪みにも、古い地蔵が置かれていましたし。
この前のような洪水で流れたのでしょうか。
それとも単なる老朽化かな?
最後に、蓬莱島の先端から見えた肱川で。
奥に見えるのは、柚木にある肱川を渡る小さな橋。
肱川自体の眺めは、不老院からの方が広く見えた気がしました。
はい、という事で臥龍山荘の続きでした~。
不老院の中とか、捨て柱の槙の木だとか蓬莱島だとか… もうちょっと撮り直しに行きたい気もします。
まあとりあえずすぐに2回目行く事になるとは思えないので、またネタ探します~
ではまた!