牛頭天王といえば、蘇民将来の説話で有名ですね。
裕福な蘇民の兄、古單に旅の途中で宿を求めたが断られ、逆に貧しい蘇民が牛頭天王に宿を貸したという話。
後に古單とその一党が復讐によって殲滅されて、逆に蘇民とその子孫らには厄除けの茅の輪などが教示されました。
これは今でも茅の輪くぐりの行事などで残っていますね。輪くぐりは愛媛でもやります。
松山の「客」という名前の地区にこの社があるのは面白いですね。
さて、疾病について両側面の意味を持った神様のようですが、今回は専ら健康側を意識して参りました。
というのも、この社……
急傾斜で、更に足場のもろい階段を上って……
また続けて上って……
またまた登らなくてはなりません! うーん、運動をしていない私にはキツかった(;´∀`)
足場が狭いと余計に力が入ってしまい、疲れやすいです(笑)
上り終えたのがこちら。 拝殿が見えますね。
頂上は心地よい程度の風が吹き込む、なんとも落ち着く場所でした。
拝殿で拝んだ後、あまりに気持ち良い場所だったので少し休憩を。
この裏側には農道への坂があって、足の悪い人はそちらから入れるようにもなっていました。
拝殿内側の上部には建設年が記されていて、そこには昭和拾三年三月建設と書かれています。
国家総動員法公布の直前の月ですね。80年以上の歴史があります。
この周辺では民家が少ないですが、現在でもある程度手入れがされているようでした。
とても居心地が良く、階段も良い運動になるので、コロナ問題が解決すればまた来ます。
良い気分転換になりました^^
ではまた!