明見神社に行った後、少し移動して蓮華寺という大きなお寺の横に。
そこには室岡山の頂に仏の威光を見て、人々が拝伏したという坂
礼拝坂(らわいざか)があります。
こちらがその礼拝坂。この数年で更に舗装されて、登りやすくなっていました。
ちなみに看板にも書かれている、仏体のある室岡山というのは
この下の蓮華寺のある小山の事です。
坂の上ではなく、下だというのが面白いですね。
今回は室岡山ではなく、こちらの坂を上がります。
その坂の途中にある史蹟がこちら、生木の地蔵。
中には根に石柱を抱えた松の根株が置かれています。
こちらの石柱、その正体はマリヤ像です。
追手を逃れた隠れキリシタンによって作られたもので、今はこのように堂も作られています。
そしてこちらが坂の上、龍王神社です。
横にあった看板によると、この神社の由来の仮説は二つあるそうです。
一つは中国において、龍が雨を呼ぶものと信じられていたことから
旱魃の際に人々がここに集い、雨乞いをしたのではないかという説です。
そしてもう一つは、地殻変動が起きるまでは海が今より近くにあり、ここは潮の干満の状況を見る場所であった事から
この場所を海神として祀ったのではないかという説があるようです。
今でもここからは瀬戸内海が少し見えます。
写真にも写っているのですが、アップ用に解像度落としてるからちょっと見えないかも(;´∀`)
その代わり、反対の南側の景色を。
手前の大きな山が潮見山で、奥で町の中にある台形の山が、松山城のある山です。
干満の状況は、ここから潮見山を経て伝達していたようです。
そしてもう一つの看板では、この辺りが古戦場跡であった事
そして織田あるいは豊臣勢から防戦した武将の墓と思しき刀塚という遺跡が、周辺の畑の中にある事が書かれていました。
すごい所に住んでたんだな私(笑)
この後は礼拝坂を下るのではなく、その途中から分かれた道を行きました。
その道を進むと、綺麗な池が! 山と空の景色が反射しています。
鏡のようですね!(*´∇`*)
溜め池がこの奥にもう一つあったので、せっかくなのでおまけに足を伸ばす事に。
(ここからは完全におまけですww)
地蔵が…… 割れています。
こんな朽ち方もあるんだ。ちょっと怖い(;´∀`)
さて池の方は… (ジャリッ)
ブヮヮヮワワワッ!!
池の端に居た鳥が、急発進していきました(笑) クリックで拡大推奨です。
スマホでの咄嗟の撮影で、ISO設定とかもうちょっと上手く撮れてたらと後悔しています(笑)
いえ驚かすつもりも無かったのですけど(;´∀`)
苦笑いをして、次の場所に移りました。(まだこの日の写真続くんですよ!)
ではまた。