悩ましい問題です。 端的に言えば、スマホで撮るのはアマで、一眼レフで撮るのはプロなのか。
 確かに、ハード的な違いはあります。
 単焦点レンズに換えたり、レンズの絞りでぼかして遊べるのは一眼レフの強みでしょう。

 では、一眼レフの方が万能で便利、綺麗なのか

 私は必ずしもそうではないと思います。
 一眼レフを使っていて、特殊なレンズに換えず普通に使う限り、極端な写真が撮れてしまいます。

 良し

 まずこちら。
 こちらは私が地元の梅まつりで撮った写真ですが、一見して分かるほど手前の一本に焦点が合い
 奥の木々はぼやけています。

 このように、一点(一物)を撮る為の写真なら扱い易いでしょう。 しかし

 広範な景色を撮る時はどうでしょうか。
 
悪し

 こちら。 縮小されてはいますが、手前の木々は枝が見えても
 奥の木々はぼやけてしまってしまっているのが、分かりますでしょうか。
 手前にピントを合わせれば、当然奥はぼやけます。 反対も然り。

 人によってはそれが良いという場合もあるでしょうが、一般の人から見ると、
 少しでもぼやけているのは画質が悪いと思われがち。

 では、スマホのレンズではどうでしょうか。

 ボヤケ

 こちら。 田舎のとある社をXperia Z1で写したもの。
 極端にここがボヤけて見えにくい、というものは無いとしても、
 全体的にピントが合っていないようにも見えますね。

 見やすいアピールポイントはありませんが、全体をとって一つの写真と言えると思います。
 では、その強みは?

 ピント

 こちらの画像。 これは私がXperiaXZで撮った写真ですが、手前も奥もハッキリしていて
 画像が全体で揃って一つとして成り立っていると思います。

 手前の石壁の質感然り、奥から伸びる一筋の雲然り
 そして建物全体の陰影もまた然り。 これがスマホカメラの威力なのです。

 正直、私はこれより迫力のある写真を一眼で撮れた事がありません。
 何より手先が不器用ですので、ピントの設定は全てオート。
 手前をぼやかして奥にピントを充てる、なんて芸当はできません。

 ですがオートなのはスマホも同じです。
 なのに、スマホの補完機能は全くの素人でも即席で、良い写真を撮る事を可能とし得ます。
 物は使いよう、とは言いますが。
 自分の腕とシチュエーションに応じて、写真機は使い分けるべきと分かった今回なのでした。

 さて。 明日からは数日北海道の旅
 残念ながら此度はシャクシャイン像を見に行けませんが、他にも見所を探して写真を撮って参ります。

 ではまた。 少なくとも4日後…