前回の続きです。 大成の探索は今回で一時終了。
 大桂の奥の林を抜けて、大成小学校跡を見に行き、その後に下山しました。

 たまに行く山や林は、本当に気持ちの良いものです。
 それでは写真に参りましょう。
 
 今更ですが、写真をクリック(タップ)して画像ページに飛ぶと、大きな画像が表示されます。
 今回の記事では前回より多く、全ての写真を拡大すると、総容量50MBとなっています。
 データ通信の方は気を付けて下さい。(記事上の画像は小さいです。)

 それでは写真の方へ参りましょう。

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 前回の記事最後の写真、倒木があったところです。
 その奥に進んだのですが、結構倒れていますね。

 しかし何やら倒れた木の中から電線が出ているような…
 まさか… まさか!! これは現地人の技術!?

 倒木で断線するようなら、元から木の中に配線すれば良いと…
 生きた電線… 生物工学の亜種的な先見の明を、ここの人達は既に実現していて…

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 違いました。 倒れた木に重なって、電線の先が見えないだけでした。
 これ断線すると危ないのでは… (-_-;)

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 倒れた木の下をくぐり、時折このような(比較的)平坦な道に。
 奥になんだかインパクトのありそうな岩が転がっています!
 行ってみましょう。

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 おおお! やはりカッコイイ岩でした!
 木洩れ日が重なって、風格のあるシワが浮かんでいます。
 途中でいくつか崩れていて、獣道に近い山道ですが、なんだか心休まります。

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 心休まると言えば、この山道の途中ではいくつもの末社や末院がありました。
 上の写真は和霊神社のもの。
 和霊神社は宇和島にあるもので、旧社格は県社です。

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 そしてこちらは、出雲大社のもの。
 奥の木枝が、その大きさをイメージさせているように見えます。
 おそらく倒れてきただけなのだと思いますが、見事です。

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 こちらは寺院の末院なのですが… 落石でかなり損傷してしまっています。
 もちろん、キレイに残った他の末院は他のところにありました。
 様々な寺院のものが置かれていました。

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 この後も、(けもの道のような)山道をしばらく進みました。
 時には上の写真のように、倒れた木の下をくぐったり。
 道が塞がれている時には横にどけて通ったり。

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 すると辿りついたのは、世直し銀杏と銘打たれた大きな銀杏の樹が植わっている広場。
 横にある建物は仏教のもののようで、『諸悪莫作衆善奉行』『自浄其意是諸佛教』
 柱に刻まれていました。

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 銀杏の枝です。 やはりとても大きいものですね。
 この銀杏はここのシンボルだったのでしょうか。 …というのも、ここは…

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 大成小学校跡なのです。 反対側に先ほどの銀杏があります。
 この学校跡は出入口が壊れていて、入ることはできないようでした。
 残念です。

 このような山奥にも、昔は子供が居て小学校に通っていたのですねえ。
 ちなみに、この散策の途中で同様に散策に来ていた、この現地の方にも出会いました。
 その方はやはり、以前この山の部分で暮らしていたようで、今は少し下の住宅地に移っているそうです。
 今となっては山崩れの危険が大きくて、ここでは暮らせないと言っていました。
 思い出があると、ここはより感慨深い場所となるのでしょうねえ。

 この後は、少し上にある六社神社を見に行きました。

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 途中で生えているキノコを見て笑ったりしながら、少しキツくなっている坂を上ります。

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 するとそこには、このような社が。
 建物の劣化は激しいようで、屋根は崩れないか心配です。

 中には擦れた絵馬や、『六社天神宮』という文字板がかけられていました。

 多くの人がご存知と思いますが、『六社神社』は日本各地にあります。
 その内の一つ、大成のものはここにあったのですね。

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 この境内周辺では、上にある木になりかけのような植物も見られました。
 一体何の植物なのでしょう。
 興味は沸きますが、知識の無い私には不思議がる事しか出来ません…

 この後、元来た道を下り、更に下って車道のある所まで出ました。
 途中滑ったり、木の枝で擦り剥いたり、落ちそうになったところを何とか堪えたのは
 言うまでもありませんね(笑)

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 車道横を少し歩くと、上の大きな旅館跡が目に留まりました。
 横にある小さな看板には、『大西旅館』とあります。

 当たり前ですが、中は廃墟となっていて、人の気配はありませんでした。
 この周辺には新築の家も中々あり、この旅館跡だけが前時代的で、際立って目を引きました。

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 ですが、その横で流れる渓流は見事なものです。
 旅館が営まれていた頃は、この渓流を目にし、流れを聴きながら川魚を頬張っていたのでしょうか。
 良いですねえ。 私はてんかんの都合上、生涯断酒を強いられている身ですが
 良い酒菜となっただろうという事だけは分かります。

 という事で、愛媛は大成の山巡りでした。
 まだ見ていないものはいくらかあるようですので、また時間のできた時に行きたいと思います。

 ではまた!